こんにちは、底辺PTです。
マヌカハニーと言ったら、めちゃくちゃ健康にイイ!抗菌作用!
だけど、危険性ってあるの?と聞かれたら答えられますか?
マヌカハニーの抗菌成分である、メチルグリオキサール(MG)
学術論文ではMGがけっこう怖い感じで紹介されています…。
・マヌカハニーの抗菌成分はメチルグリオキサール(MG)
・メチルグリオキサールが体にたまるとどうなる?
・2つの危険性を紹介します。
・どれくらい食べると危険?
一般の方でも5分で読める!
学術論文を参考にしていますが、カンタンに読むことができますよ!
メチルグリオキサール(MG)
マヌカハニーの特徴は、抗菌成分であるメチルグリオキサール(MG)が多く含まれていることです。
メチルグリオキサールには強い抗菌作用があり、菌の増殖を抑える働きがあります。
ネットでマヌカハニーを検索すると善玉菌が増える!だったり、新型コロナに有効!だったり、
いい情報ががズラッと並びます。
普通のハチミツと比べて高価で、セレブやアスリートにも人気ですからね。
しかし、抗菌成分であるメチルグリオキサール、
学術論文で調べると、決して体にいい成分とは言えません。
メチルグリオキサールの危険性
ネットでマヌカハニーと検索すると体にいいという記事が多いですが、
メチルグリオキサールと検索すると、体に悪影響がある論文がちらほら出てきます。
統合失調症の症状
日本医療研究開発機構の発表では、メチルグリオキサールが蓄積すると統合失調症の症状が出るとの報告があります。
なんとも恐ろしい発表…。
体の中にはグリオキサラーゼ系というメチルグリオキサール(MG)を無毒化する働きがあります。
なんらかの障害によりグリオキサラーゼ系が働かない場合、メチルグリオキサール(MG)が無毒化されず、蓄積します。
すると、統合失調症の症状が出る危険性があるという発表です。
・いつも不安そうで緊張している
・被害妄想
・ひとり言をいう
・命令する声が聞こえる
糖尿病の合併症
糖尿病はメジャーな病気です。
甘いモノが食べれなくなったり、食事量が指導されたり…。
しかし、糖尿病の本当の怖さは合併症にあります。
糖尿病には三大合併症というものがり、神経障害、網膜症、腎症があります。
糖尿病が進行すると、これらの合併症により失明や足の切断にまで及ぶことも。
合併症の原因は、高血糖により血管の内側がキズつくからと言われています。
体内で糖が分解されると複雑な化学変化をへて、メチルグリオキサール(MG)が作られます。
特に血管の内側にメチルグリオキサールが多く作られるとの報告があります。
メチルグリオキサール(MG)は活性酸素種という成分を増加させ、
その活性酸素種が血管の内側に酸化ストレスを与え、血管をボロボロにします。
つまり、糖尿病になった状態で血管にメチルグリオキサール(MG)が蓄積すると、三大合併症へ進行する危険性があるということです。
どれくらい食べると危険?
ここまで、抗菌成分であるメチルグリオキサール(MG)の危険性を紹介しました。
では、実際どれくらいマヌカハニーを食べると危険なのか?
栄養学の大学教授に確認したところ、現実的なマヌカハニーの摂取量では危険性はないとのことでした。
ある実験では毎日20gずつを、4週間継続しても腸内細菌に大きな影響はないとの報告があります。
ハチミツの20gは約大さじ1杯。
毎日大さじ1杯を1ヶ月食べると、モノにもよりますが月5,000〜10,000円程度。
このくらい食べてもなんら問題はないということでしょう。
そもそも、どんな食材も食べ過ぎるのは良くないですけどね。
まとめ
今回はマヌカハニーの危険な成分について紹介しました。
・特徴であるメチルグリオキサール(MG)は危険性がある。
・MGが蓄積すると、統合失調症の症状がでる。
・糖尿病になると血管のMGがきっかけで、血管の内側がボロボロになる。
・マヌカハニーを普通に食べる分は問題なし。
そもそも、メチルグリオキサールが体に入ると無毒化されるんですね。
グリオキサラーゼ系の働きです。
これではマヌカハニーの売りである抗菌作用もどこへやら?
もしかすると、マヌカハニーの抗菌作用は体内では期待できないかもしれませんね。