【クローヌス】連続性の違いにより対応する下腿三頭筋が異なります!

底辺理学療法士のトリぞーです。

 

仕事中に担当の利用者の足がガタガタ貧乏ゆすりみたいになりました。

あ、クローヌスだとは分かったのですが、それで終わり。

なんでクローヌスが出現するのか、その対処法はとかは詳しく知りません

なので今回はクローヌスの種類や対応について勉強したいと思います。

 

クローヌス

 

クローヌスとは筋が不随的・周期的に収縮と弛緩を繰り返す現象です

日本語では間代(かんだい)と言います。

その原因としては大脳皮質、脳幹部、脊髄を含めた中枢神経の病変があります。

 

臨床では主に脳卒中片麻痺患者の下腿三頭筋異常筋緊張として見られることが多いです

下腿三頭筋の異常筋緊張は歩行訓練などの妨げとなることがあります。

 

クローヌスは加えられる外力の強さと速さ痙縮の程度膝関節角度などにより出現度合いが異なります。

膝関節が軽度屈曲ではクローヌスの誘発が容易となります。

痙縮の程度が高くなると、速く連続性のクローヌス

痙縮の程度が低いと、遅く連続性に乏しいクローヌスが出現します。

 

連続性のクローヌスは膝関節伸展位に伴い、腓腹筋の活動が増加することによって起こります。

これは膝伸展位により痙縮の程度が亢進するからです。

 

連続性が乏しいクローヌスは腓腹筋よりヒラメ筋の方が長く活動が増加し、その後ヒラメ筋の活動も消失します。

この際、膝関節の角度は関係ありません

 

よって、クローヌスの連続性には腓腹筋が関与していると考えられます

 

 

対応方法

 

クローヌスは温熱療法他動的伸張訓練により対応することが一般的です。

他動的伸張運動では足関節を2分間背屈し、下腿三頭筋を伸張することにより筋の自己抑制が働き、クローヌスが減弱します

 

筋緊張は速さに依存する伸張反射の亢進なので、速く動かせば動かすほど異常筋緊張は出現します。

しかし、クローヌスは速く伸張しても、伸張後は減弱します。

ですが、ゆっくり動かした方がより効果的となります

 

対応する筋は連続性だと腓腹筋、非連続性だとヒラメ筋となります

 

 

おわりに

今回はクローヌスについて勉強しました。

勉強してみて、連続性クローヌスってどれくらい連続したら連続性クローヌスなんだろーと思いました。

 

職場で見たクローヌスは膝が屈曲していた状態で出現し、連続っぽくなかったのでおそらく連続性の乏しいクローヌスだと思います。

なので、活動が増加していると思われるヒラメ筋に対して他動伸張運動を行い対応したいと思います。

 

 

参考資料

アルメディアWEB

下腿三頭筋伸張前後におけるクローヌスの変化

クローヌスにおけるBeat timeとPause timeの比較