・コンディション不良を具体的に説明します。
・原因は筋肉の回復の遅れ?
・腸内細菌を意識して予防。
こんにちは、底辺PTです。
みなさん、コンデション不良って具体的に分かりますか?
スポーツ番組で〇〇選手がコンディション不良のため欠場!なんて場面がありますよね。
ニュアンスは分かるが、具体的にどんな状態なのか…。
コンディション不良とは?
スポーツ番組できく、アスリートのコンデション不良。
ケガしたのかな?それとも、体調が悪いのか?
実際、アスリートに何がおきているのか分かりませんよね。
もしかすると、チームの方針でケガを公表したくない場合にコンディション不良と発表していることもあるでしょう。
では、本当のコンディション不良とはどういう状態なのか?
ズバリ、いつもと違う感じです。
???って思うかもしれません。
コンディション不良とは、いつもと違う本人しか分からない体の不調のことなのです。
コンディション不良の具体例
コンディション不良とは本人しか分からない体の不調です。
基準はいつもの体調と比較してどうかということ。
朝起きて、いつもより頭がボーっとする。
いつもの練習なのに今日は足が重い、などなど。
特にアスリートの場合、いつもの練習量なのに次の日になっても疲れがとれない、腕や足に違和感がある時はコンデション不良といえるでしょう。
いつもと同じ筋トレをして、いつも通りの筋肉痛があった場合はコンディション不良とはいえません。
コンディション不良とケガの違い
コンディション不良とケガの違いは何か?
それは、本人にしか分からない不調か、客観的にみて分かる不調かの違いです。
例えば、練習後に肩が痛い場合にレントゲンをとり、骨にヒビが入っているとケガになりますね。
亀裂骨折といいます。
レントゲンをとっても異常がなく、なぜ痛いのか分からない場合はコンディション不良といえるでしょう。
コンディション不良の原因
コンディション不良にはどんな原因があるのか?
オーバーワークだったり、ストレスだったり、コンディション不良の原因は様々です。
例えば、肩の痛みの原因が亀裂骨折だとします。
しかし、すべての亀裂骨折がレントゲンで分かるワケではありません。
小さなヒビは見逃されることもあります。
すると原因不明の肩の痛みとなって、いわゆるコンディション不良とみなされてしまいます。
また、気持ちの落ち込みなどでも痛みが発生する場合もあります。
心因性の痛みともいいます。
このように、コンディション不良の原因は多岐にわたるのです。
具体的な例
1つ具体的に紹介すると、
コンデション不良の原因に、損傷した筋肉の回復が遅れていることがあります。
激しいスポーツや練習を行うと筋肉が損傷されます。
筋肉は損傷しても自然に回復しますが、なんらかの障害が発生して筋肉の回復が遅れる場合があります。
長距離ランナーで例えると、毎日20kmの距離を走るとします。
毎日のことなので、次の日に疲れが残ることはないでしょう。
しかし、筋肉の回復が遅れました。
すると、次の日になっても足の筋肉が回復していないため、普段の筋力が発揮できずに同じ20kmでも足が重く感じてしまいます。
これがコンディション不良の原因の1つとなるのです。
筋肉の回復の遅れなので、病院を受診しても原因は分からないでしょう。
コンデション不良の予防
コンディション不良は予防できるのか?
原因が分からないことについては難しいですが、原因が筋肉の回復の遅れの場合は、予防することができます。
筋肉の回復には腸内細菌が関係していると言われています。
長期遠征で食生活に変化があったり、ストレスを感じることで腸内細菌に悪い影響を与えます。
すると、筋肉の回復が遅れてコンディション不良となるのです。
腸内細菌の多さと、アスリートのコンディションは関連があると認められています。
コンディション不良を感じた時は食事の見直しや、ストレスを感じていないかを意識することで予防できるかもしれません。
まとめ
今回はコンディション不良について紹介しました。
・コンディション不良とはいつもと違う、本人しか分からない体の不調。
・原因の1つに筋肉の回復の遅れがある。
・腸内細菌でコンディション不良を予防。
各スポーツ業界によってコンディション不良の意味は違ってくるかもしれません。
全体的にみると、コンディション不良とはいつもと違う感じ、本人しか分からない体の不調だと思います。
理学療法の世界でも、体の痛みの根本的な原因は全く別のところにある場合が多いです。
コンディション不良を感じるときは食生活から見直してみるといいかもしれません。