・安心な食品の選びかたを紹介します!
・添加物がもっとも不安。でも添加物は避けられない…
・食品の選びかたは自分で決める!
・安心な有機JASマークとは?
こんにちは、底辺PTです。
みなさん、食品を選ぶときって意識していることはありますか?
健康には運動が大切ですが、食事はもっと大切だと思っています。
「安心な食品の選びかたってめんどくさそう…」
「添加物っムズかしくて覚えれない!」
そんな方は参考にしてみてください。
安心な食品とは?
安心な食品とは?を考えたとき、なにが頭に思いうかびますか?
新鮮な肉や魚、無農薬野菜、無添加、手作りなどなど。
ある東京都の調査では食に関する不安のうち、もっとも多かったのが食品添加物となっています。
なぜ添加物に不安をいだくかというと、よく分からないモノだからだと思います。
食の不安は添加物だけではなく、食中毒や調理方法などたくさんあります。
しかし肉や魚は腐っていると、ある程度は見分けがつくし、
牛はナマ焼けでもいいけど、ブタはしっかり焼くってことはみんな知っています。
自分で判断できるので安心できるのです。
しかし、添加物は体によくないというイメージはありますが、
なぜ体に良くないのか?どんな添加物に気をつければいいのか?
自分では判断ができません。
だから、添加物にたいする不安は大きいのです。
安心な食品とは、自分で安心だと判断できる食品だといえます。
世の中の食品は添加物まみれ
添加物はみなさんが思っている以上に世の中にあふれています。
コンビニのお弁当は添加物が多いイメージですよね?
しかし、添加物が多いのはコンビニ弁当だけではありません。
例えばスーパーのお惣菜。
お惣菜は種類もたくさんあり、手作りということで添加物のイメージはないかもしれません。
しかし、見映えのよさやコスト削減のために多くの添加物がつかわれています。
ファミレスや居酒屋チェーンでも添加物はかかせません。
こうした飲食店は真空パックなどの業務用加工食品をチンして盛り付け、
業務用のタレやソースをかけているのがほとんど。
コストを抑えることが優先されるので、たくさんの添加物がつかわれています。
忙しい現代社会ではお惣菜やファミレスなどは必要です。
なので、添加物をまったく口にしない食生活をおくるのは不可能に近いのです。
安心な食品の選び方
添加物をさけられない現代で、どのように食品を選ぶといいのか?
それは、自分の基準を決めることです。
添加物をまったく口にしないのは不可能に近い。
だとすると、できるだけ添加物を口にしない方法をとるしかありません。
安心な食品選びはウラ面をチェック
食品を選ぶときはウラ面をチェックします。
ウラ面には原材料名、原料の原産地、アレルギー表示、栄養成分など、
その食品の正体が書かれています。
ウラ面には正しい情報が書かれていますので、
安心な食品選びはまずウラ面を見ます。
添加物は3行以内?
ウラ面にある原材料名の欄には添加物も書かれています。
添加物を/(スラッシュ)で分けていたり、添加物と表示されていますが、
添加物は明確にわかるように表示しなければなりません。
含まれている添加物が多いと、書かれている添加物の行が多くなりますよね?
これを、「3行以上書かれているものは買わない!」など自分の基準を作るのです。
品名 冷凍食品 ゆで中華麺
原材料名
めん(小麦粉、卵粉、小麦たん白、食塩
/加工でん粉、かんすい、焼成Ca、クチナシ色素)
スープ(しょうゆ、ねりごま、ポークエキス、植物油脂、ごま、砂糖
豆板醤、食塩、香辛料、醸造酒、酵母エキス
/調味料(アミノ酸等)、酒清、増粘多糖類、香料、パプリカ色素
酸味料、香辛料抽出物、酸化防止剤
具 野菜(チンゲン菜、ねぎ)、たけのこ水煮、キクラゲ、豚肉
ザーサイ、砂糖、ミソ、しょうゆ、豆板醤、食塩、香料
/増粘剤(加工でん粉)、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)
酸化防止剤、酸味料、ベニコウジ色素
この食品は添加物が5行書かれています。
3行以内と自分の基準を決めたのならば、この食品は添加物が多いので買いません。
自分の基準なので2行以内でも、5行以内でもかまいません。
冷凍カラアゲを手にしたとき、ほかのカラアゲは4行くらい添加物が書かれているけど、
A社のカラアゲは3行しか添加物が書かれてない。
こうなるとカラアゲを選ぶ基準は添加物の表示が3行以内となりますね。
こうやって自分で基準をつくっていくのです。
添加物の一括表示
添加物はウラ面に明確に書かれてなければいけません。
しかし、添加物には一括表示というものがあります。
一括表示とは添加物をおなじ用途でつかうなら、すべての添加物を書くのではなく、まとめてグループ名で表示する方法です。
酸味をつけくわえる添加物A、B、Cがあるとします。
AもBもCもおなじ酸味をつけるために使用されるので、ウラ面には一括して酸味料と表示されます。
酸味料とひとことで言っても、そこには複数の添加物が隠れているのです。
添加物のグループ名は以下があります。
・膨張剤
・かんすい
・乳化剤
・pH調整剤
などなど
有機JASマーク
有機JASマークとは自然界の力で生産された食品に表示されているマークです。
このマークがついている食品は原則、農薬・化学肥料にたよっていません。
野菜や果物などの農産物、加工食品、牛乳、たまご、チーズ、ハムなどの畜産物につけられます。
有機農産物加工食品では原材料の重さのうち95%以上が有機農産物、あるいは有機農産物加工食品であること。
製造工場は農薬や洗浄剤で汚染されないように管理されている必要があります。
また、添加物はポジティブリストにあるモノしか使用できません。
さらに、加工食品でも遺伝子組み換えの原材料を用いることもできません。
有機JASマークの内容を詳しく書きましたが、覚える必要はありません。
添加物や遺伝子組み換え農産物をつかった食品をできるだけ避けたい人は、有機JASマークのついた食品を選べば安心ということです。
まとめ
今回は安心な食品の選び方について紹介しました。