【血糖値】糖尿病の血糖値ってどれくらいなの?空腹時と食後の違い?

底辺理学療法士のトリぞーです。

 

職場のデイサービスに糖尿病で自分で血糖値を計っている方がいます。

 

血糖値って高いとダメ!

 

低すぎるのもダメ!ってのはさすがの私でも知っています。

 

じゃー正常値は?とか

 

どれくらい高いとダメなの?

 

と聞かれると、んー

 

毎回確認するのですが、すぐ忘れます。

 

なので、今回はしっかり頭に入れたいと思います。

 

 

糖尿病とは

 

まず糖尿病とは何かを確認させて下さい。

 

糖尿病とはインスリンが分泌されなくなること(インスリン分泌障害)

 

もしくは、インスリンが効きにくくなること(インスリン抵抗性亢進)などの

 

慢性の高血糖となる疾患です。

 

インスリン抵抗性亢進とは、細胞に糖が正常に取りこめなくなること。

 

以上のことにより血液中に糖が増加します。

 

糖尿病と言う名前から

 

「尿に糖が出る病気」と思われるかもしれませんが

 

重要なのは血液中の糖

 

「血糖」が高くなってしまうのが糖尿病です。

 

 

 

いろんな血糖値

 

では実際血糖値ってどれくらいが高血糖なのか

 

と言いますと

 

1日で結構変動します。

 

ご飯を食べた後は、血糖値は上がりますし

 

食事前の空腹時は血糖値は下がります。

 

なので、どんな時に

 

どれくらい血糖値があるかを見ないといけません。

 

どんな時にとは

 

3つに分けることが出来ます。

 

 

 

空腹時血糖値

 

空腹時血糖値とは最後に取った食事から

 

10時間以上あけた時の血糖値です。

 

会社の健康診断で採血をする先生が

 

「朝食を食べましたか?」

 

と聞く場合があります。

 

それは、空腹時血糖値なのかを判断するためです。

 

私も経験があるのですが

 

先生から朝食の有無を聞かれて

 

「食べてません」

 

と、食べたのに

 

なぜか勢いで言ってしまった場合

 

空腹時血糖値になるので

 

血糖値が高い!と判断される場合があります。

 

(実際は朝食を食べているので、血糖値は上がるのが普通)

 

 

 

随時血糖値

 

こちらは食事とは関係なく測定した血糖値となります。

 

 

75gOGTT2時間値

 

これは10時間以上の絶食後

 

75gのブドウ糖を口に入れ

 

2時間経過した血糖値です。

 

 

 

HbA1c

 

糖尿病の検査には血糖値を計って

 

血糖が高いね!と判断するのとは別に

 

HbA1cという測定もあります。

 

血糖というのは食前や食後で大きく変化します。

 

なので糖尿病でも食前に血糖を計った場合

 

少ない値が出る時もあります。

 

これでは本当に血糖値が高いのか分かりませんね。

 

こんな時はHbA1cを測定します。

 

HbA1cとは1〜2ヶ月の血糖値の平均です。

 

なので食前とか食後だとかは関係ありません。

 

これで高い値が出ると、糖尿病の可能性が高まります。

 

逆にいうと、普段何の気なしに血糖を測定して(そんなことないけど)

 

その時、血糖が高くても

 

HbA1cが低い場合、糖尿病でない可能性もあります。

 

 

 

血糖 正常値

 

では実際、どのくらいの血糖値だと正常なのか。

 

空腹時に血糖を測定した場合

 

血糖値が126mg/dl以下で正常となります。

 

 

食前・食後関係なく、血糖値を計った場合

 

血糖値が200mg/dl以下で正常となります。

 

 

OGTT2時間測定をした場合

 

血糖値が200mg/dl以下で正常となります。

 

 

HbA1cを測定した場合

 

値が6,5%以下で正常となります。

 

しかし、最近は6,1%以下で正常とすることもあるみたいですが

 

空腹時血糖値やOGTT2時間測定の値が

 

HbA1cでいうと、だいたい6,1%になるみたいで

 

基準が厳しくなった訳ではありません。

 

 

糖尿病の診断

 

次にどんな場合、糖尿病と診断されるのかを

 

頑張って詳しく説明します。

 

・血糖値とHbA1cが基準値より高い。

 →糖尿病

 

 

・血糖値は高いけど、HbA1cは基準値内

 →糖尿病の典型症状があるか? 
                     or
    確実な糖尿病網膜症があるか?

 

 ある→糖尿病

 ない→1ヶ月以内に再検査

 

 ※再検査の結果、血糖値・HbA1cいずれかが高い場合、糖尿病と診断されます。
  どちらも基準値内の場合は、糖尿病疑いになり3〜6ヶ月以内に再検査を行います。

 ※糖尿病の典型症状とは、口渇・多飲・多尿・体重減少

 

 

・HbA1cのみ高い

 →1ヶ月以内に再検査

 

 再検査の結果、血糖値・HbA1cのどちらも高い

 →糖尿病

 血糖値のみ高い

 →糖尿病

 

 HbA1cのみ高い

 →糖尿病疑い

 血糖値・HbA1cどちらも基準値内

 →糖尿病疑い

 

 ※糖尿病疑いの場合、3〜6ヶ月以内に再検査をします。

 

 

おわりに

 

今回は血糖値について紹介しました。

 

私の職場の方も糖尿病の方が何人かいますが

 

糖尿病だから太っている訳ではなく

 

痩せている方もいます。

 

そして、半分以上の方は見た感じ何ともありません。

 

この見た感じ何ともないのが糖尿病の怖いところだと思います。

 

心配な方は早めに検査をお願いします。